学習ノウハウ編 | 試験ノウハウ編 |
学 習 ノ ウ ハ ウ 編 |
なお、超特急学習法から年金事務所等へリンクしています。 |
最近では、各行政機関が様々なホームページを開設し情報提供しています。厚生労働省や日本年金機構といった社会保険労務士試験に関係の深い省庁もあります。こうした各機関が開設するページは、それぞれの機関の発表事や重点施策、あるいは白書まであって、もういたれ ただし、いつまでもネットを徘徊していたのでは勉強が進みません。ネット接続はくれぐれも程々にしてください。 |
また、この条文はそのまま試験に出題されることが多いため、できれば試験科目となっている法律だけでも、完全に暗記することをお勧めします。 超特急資料室(壁紙作戦用小道具)のページに各種お役立ち資料を用意しています。ご活用ください。 |
作り方は、エクスプローラーのように項目ごとに枝分かれさせて行けばOKです。 元ネタは、テキストや労働法全書などからいただきます。テキストによっては体系表(図)が記載されているものもありますので、これを書き写してもよいでしょう。作成する際のポイントは3色程度に色分けし、色のイメージも頭に残るようにすることです。 社労士試験では、各法律を理解することはとても重要です。しかし、法改正の多い法律をおぼえることは、なかなか骨の折れることです。これは、時間をかけて勉強する場合でも短期集中でも同じことだと思います。 特に超特急学習では、短期間により多くの事柄をおぼえてしまわないといけませんので、「活字認識」までいかなくとも、せめて「イメージ認識」はしておく必要があります。 |
また、記憶する際に重要なことは、何かに関連付けておぼえることです。例えば、1級と7級の給付では数字が裏返っているとか、車のプレートナンバーと同じであるとか、関連付けておくと忘れにくいものです。 健康保険や厚生年金の標準報酬も同様に、最低等級と健保のみに存在する等級、それぞれの最大等級は必ずおぼえておく必要があります。 |
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また、法改正はひとつの法律だけではないため、改正部分だけでも相当の分量となってしまいます。超特急学習の場合時間がありませんので、割り切って重要な改正点のみ勉強します。テキストの追録で送られてくる改正点や受験情報誌などが取り上げている重要改正点を押さえるようにしてください。 なお、試験年度の4月中旬に試験の実施が公布され、その日が法令等の解答対象となります。
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そうです。徴収法は合計で6問も出題されるのです。今更何をと思われる方もおありでしょうが、社労士試験の勉強をしていると、ややこしい労災保険法や雇用保険法に気を取られ、徴収法がおろそかになりがちです。ところが徴収法は長くてややこしい名前とは裏腹に、極めて理解しやすく、そのうえ、労災保険法とセットで出題されるところがミソなのです。徴収法を全問正解すれば、労災保険法は3問正解で最低合格ラインに届きます。雇用保険法も同様です。気合を入れて徴収法に取り組みましょう。 なお、選択式試験では徴収法の出題はありません(受験案内に明記されています)。今後も、同様かと思います。ただ、保険料等の計算問題が択一式で出題されたりしていますので、抜かりなく勉強しておきましょう。 |
予想問題集で出題されている部分をテキストの該当部分に書き加え、その部分を中心に勉強を進めましょう。テキストに記載が無い項目は、テキストの余白に書く込むか、問題集をコピーして貼り付けてください。 |
一方で準備万端整え試験に臨んでおられる方が多い試験室は解答の出来上がりが早く、やはり早めに席を立つ人が出るものと思われます。そこで試験時間を最後まで有効に利用するため、試験中に席を立つ人が少ないであろう試験室(受験番号)を狙います。私自身試験監督に行ったわけではなくこれはあくまで推測ですが、申込期間半ばあたりに受験申込みをされるのが一番良いような気がします。 多くの方がこのページをご覧いただき、申込み期間半ばに集中して受験申込みをされますと、わざわざ半ばで申し込む効果が無くなってしまいますが、残念?ながらまずそういうことはないと思います。 ただし、試験場は申し込みの早い人順で決められていきますので、期間半ばの申し込みでは自分の希望する試験会場にならない可能性もあります。この点ご注意ください。 |
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試 験 ノ ウ ハ ウ 編 |
受験前に縁起でもないと思わず、何を配っているかよく確認し問題なければ配布物を受け取ってください。この中には、場合によっては試験重要ポイントの暗記法が入っていたりします。 会場に着いたら早速中身をチェックし、暗記法が入っていたら試験の総仕上げとして、試験開始まで自分の勉強していないところや自信のないところをおぼえこみましょう。 ただし、名前を書くというのは遠慮しましょう。少しでも早く試験会場に着き、余裕を持って試験にのぞむほうが良いと思います。 |
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1.選択式試験 問題文の下に選択肢が用意されていますが、最初はこれを見ずに自分自身でAからEの空欄を埋めてみましょう。記述式の穴埋め問題に取り組む要領です。結果わからない部分が出てきましたら、下の選択肢から選びましょう。最初から選択肢を見てしまいますと、ややこしいものがいくつかあり迷ってしまいます。また、自分の答が選択肢に無かったり、選択肢を見て迷いが生じることもあるかと思いますが、芋づる式の出力法などを活用し、じっくりと考えてから解答しましょう。もちろん選択肢を見ずに解答できれば理想ですが、わからない場合は選択肢に頼るのもまちがいではありません。ただ、選択肢から選ぶにしましても、やみくもに選ぶのではなく、出題文をよく読み、前後の文脈に合う答えを導き出してください。 2.択一式試験 こちらは、5つの問題が正しいか誤りかを選ぶ問題です(最近組み合わせ問題が出題されるようになりましたので単純にはいきませんが)。設問は「正しいものを選べ」か「誤っているものを選べ」かいずれかです(前述のとおり一部例外あり)。この問題の場合、正か誤を先に見ずに、自分自身で5つの問題について、正しいか誤っているか判定していきます。実際の問題例を見ていきましょう。
Bにつきましては、平成16年に同種の問題が出題されています。「手術にともない輸血を受ける場合、保存血については療養の給付として現物給付されるが、輸血の場合の血液料金は療養費として給付される。」○です。健康保険法は過去問重視の科目ですが、なかなかここまでおぼえるのはたいへんです。 更にEの場合は告示からの出題で、ここまで細かくおぼえるのは骨が折れます。ただ、正しいものを選ぶ問題で数字が出題されているのは疑ってかかれます。となりますと、正しいのはBかCのいずれかでしょう。Bは問題文中に「場合も含めて」とあります。これは、輸血料金が「すべて」療養費として支給されるという意味に取れます。法律の場合何かしらの例外がありますので、「すべて」というのは注意してかかる必要があります(次の項目)。そうなりますと、解答はCということなのですが、「後からだったら何とでも言える」とお叱りを受けてしまうかも知れません。あくまで、解答できないときの危険な便法とお考えください。 * * 超特急学習ですと勉強時間が足りていませんので、場合によりましては4対1にはならず、3対2や5対0、はたまた1対残り空白などとなってしまう可能性が大きいです。ただ、短いとはいえ勉強していますので、いくつかの正誤判定はできると思います。そこで正か誤かどちらを選ぶのか見て、判断が付かなかった問題に取り掛かります。この時も選択式同様よく思い出し、考えたうえで解答しましょう。5択といいましても、勉強していれば2択あるいは3択くらいには絞り込むことができる筈です。時間との戦いとなりますが、残り時間をみながら出来る限り正しい答を導き出すよう努力しましょう。(平成27年10月4日、本項一部書き換えました。) |
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例えば、その問題が正しいものを選ぶのであれば、すべてが使われている選択肢は無条件とはいきませんが、かなりの確率で除外できるでしょう。一方その問題が、誤ったものを選ぶのであれば、すべて〜が入った選択肢は解答有力候補となり得ました。 ところが、最近は法律条文の中に「すべて」が入っているものなど、「すべて」が正解であるものが出題されることが多くなってきました。こうなってきますと、選択肢に「すべて」を見つけて『しめた』とはなりません。それどころか、かえって「すべて」がひっかけではないかよく考える必要があります。どうしても解答が出せないときには「すべて」にすがる方法もありますが、選択肢に「すべて」を見つけたときは、とにかく注意してください。 参考ページ: 超特急資料室「すべてに注意問題事例」(平成24年9月27日、本項一部書き換えました。) |
なお、問題用紙は持ち帰れますので、自身が解答した部分に印をつけておけば、受験専門学校などが、早いところでは試験当日の夜に、解答例をインターネット上で発表しますので、答え合わせをすることができます。あまりに早くわかってしまうのも良し悪しと思いますが。 |
どちらかでしょうが、恐らくほとんどは諦めて出て行く人だと思います。他人は他人。自分は最後の最後まで全力を尽くし、納得できた時点で試験を終了しましょう。 また、社労士試験は選択式と択一式試験です。オール記述程は解答時間がかからないと思いますが、時間配分には注意してください。わからない問題があったとしても、その問題はとりあえず残しておき(未解答であることがわかるように問題用紙に印を付けたり、用紙の隅を少し折り曲げたりしておきます)、次の問題に進みましょう。一つの問題にこだわり過ぎますと、時間配分に狂いが生じますし、何より頭の中がパニックとなり試験に悪影響を及ぼします。また、他の問題を解答している際に、何かの弾みで思い出すこともあります。 超特急学習では、択一式試験で解答を一つ選び出すのは困難な場合が出てきます。しかし、5つの内から2つないし3つに絞り込むことは十分可能です。わからない問題もとりあえず解答候補を選び出しておき、一通り解答が終わった後で再度未解答の問題に取り組みましょう。 選挙カーのアナウンスを思い出してください。「最後の最後まで」力いっぱい頑張りましょう。 |
マークシートの場合、薄い鉛筆では読み取られない恐れもあり、また無理にマークしますと、今度は消すときに苦労することになります。最低B以上の濃さの鉛筆で、無理に力を入れずマークしましょう。また、鉛筆は2・3本では少なく、やはり5本程度(キャップを被せ芯が折れないように)は用意しておくほうが良いでしょう。 小技その2 汗ふきタオル等を用意しよう! 試験は真夏に行われます。最近の会場はほとんどのところで冷房が入っているようですが、会場への行き返りなど汗をかくことが多いものです。できるだけタオルなど汗ふきになるようなものを用意しておきましょう。なお、試験前であっても扇子でバタバタあおぐのは、周りの人の迷惑になりますので止めましょう。(ほとんどの人が相当に緊張しているでしょうから、少しでも静かにしたいものです。また試験中は、机の上には筆記具以外置けませんので、扇子やうちわを出しておくことは出来ないと思います。) 小技その3 昼食は必ず持参しよう! 試験会場の周りで、食事場所を探すのは時間の無駄です。あらかじめ弁当やパン、お茶などを用意しておきましょう。昼食時間中も午後の試験に備えて勉強することができます。ただし、暑い時期ですので腐敗には十分気をつけてください。腹痛で1年を棒に振るわけにはいきません。 |