先頭車 >> 超特急学習法1 |
超特急学習法1 | 超特急学習法2 |
Step-0 はじめに! | Step-3 学習の進め方! |
Step-1 まずは情報収集! | Step-4 直前講座を受講しよう! |
Step-2 テキストを揃えよう! | Step-▲1 挫折しそうになったら! |
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1.なぜ超特急学習か? |
会社などに勤めておられる方は自分で自由になる時間が限られています。受験勉強に割ける時間はごく僅かだと思います。こうした中、毎日こつこつと勉強を続けていくのは至難の業です。受験勉強の場合、一気にやってしまいませんと途中で止めてしまうことになりがちです。やると決めたら集中力を高め、試験までこれを維持し続けましょう。 また、労働社会保険関係諸法令の場合、改正が激しくテキストひとつにしても、1年程度しか使用することができません。長く勉強を続けますと、新旧入り交ざってしまい、かえってややこしくなってしまいます。 これがもとで受験を途中であきらめてしまう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。できることなら短い期間の勉強で一発合格。どなたも思われることでしょう。 はじめてご乗車いただきました皆様、超特急学習で合格をめざしてみませんか。微力ながら応援させていただきます。 |
2.超特急学習は短期決戦です! |
超特急学習法は、5月の連休明けから8月末の試験日までの間、わずか3カ月程度で社会保険労務士試験合格を目指すものです。短期集中学習ですので、場合によっては中途半端なままで終わってしまい、合格ラインまで到達しない危険性をはらんでいます。ある程度時間に余裕のある方にはお勧めできません。 この期間で平日2時間、休日4〜8時間程度勉強し合格をめざします。総勉強時間は250〜300時間程度となります。他のサイトを見ますと、社労士試験の勉強時間は800〜1,000時間程度と紹介されているところが多いようです。では250〜300時間程度で本当に合格できるのでしょうか。厳しくはありますが、合格は十分可能であると思っています。大事なのは勉強時間ではなく、その中身です。わずかな時間であっても中身の濃い勉強ができていれば大丈夫です。ただ、超特急学習法は相当に気力と体力を消耗しますので、おすすめは20歳から40歳くらいまでの方です。 なお、これから社会保険労務士試験の勉強をはじめようと思っておられる方は、このページの参考になる部分をご活用いただき、急行学習や各駅停車学習などご自身に合った学習法を組み立てていただけましたら幸いです。 。 |
3.超特急学習の基本は独学です! |
少ない時間で勉強する方法として「独学」をお勧めします。これに、試験指導機関(受験予備校等)が試験前に実施する短期通学講座等を併用します。なぜ独学かということですが、理由は次のとおりです。
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1.試験情報を集めよう! |
書店に行きますと、単行本や雑誌で社会保険労務士関係の書籍がたくさんあります。雑誌類は月刊誌が多く、これらには試験情報や法改正など様々な情報が掲載されており、独学者の強い味方となります。値段は少々張りますができれば毎月購入するようしましょう。情報誌には次のようなものがあります。 ・社労士V、ビジネスガイド(日本法令) |
2.インターネットで情報収集! |
社会保険労務士受験関係のページもネット上に相当数存在します。中には法改正情報を掲載しているページもありますので、たまに覗いてみるのも良いでしょう。(合格超特急もお忘れなく) 最近では、厚生労働省や日本年金機構のホームページで、各種制度の内容を詳しく紹介しています。また、プレス発表の部分はいわゆる「新ネタ」をキャッチするのに利用でき、一般常識問題を勉強するうえでとても役に立ちます。さらに白書や法令検索なども掲載されており、もういたれりつくせりです。これを利用しない手はありません。定期的に訪問し情報を収集してください。 ただし、試験が近づいてきましたら、ネット接続は最小限にしませんと勉強に差し支えます。 ご参考までにいくつかご紹介します。
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3.無料テキストを集めよう! |
特にはじめて勉強する方の場合は、受験参考書や問題集に取り組む前に、無料テキストの収集をお勧めします。労働基準監督署、ハローワーク、年金事務所、市区町村役場などを訪問し、窓口に配置してあるパンフレット類を収集してください。これらは、各種制度を解りやすく解説しており、入門者にはもってこいです。また、ただ単に集めに回るだけでなく、各機関の様子をできるだけ記憶しておくようにしましょう。 なお、会社員の方であれば労災保険や雇用保険、厚生年金、健康保険の被保険者ですし、これらの業務を担当する可能性もあります。ご家庭におられる方も、国民年金の3号被保険者であったり、健康保険の被扶養者であったりします。公務員の方は関連する部分は少ないかもしれませんが、やはり社会保険諸法令に関連する業務につく可能性があります。社会保険労務士の勉強をするから資料を集めるのですが、それより、自身に関係する労働社会保険諸法令に関心を持つということのほうが重要かと思います。受験をお考えの方はできるだけ労働社会保険諸制度を身近なものとしてください。 ハローワークや年金事務所の所在地は、電話帳や厚生労働省のホームページで検索することができます。 ■全国ハローワーク等所在案内 ■年金事務所 このような資料が集まります!!
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1.使用教材は3種類で!! |
超特急学習での使用教材は、@基本テキスト、A過去問題集、B予想問題集の3種類です。超特急学習の場合、短い時間の中で必要最低限の知識を詰め込む必要があるため、あまりボリュームのあるものでは消化不良を起こしてしまいます。できるだけ1冊にまとまったものを選びましょう。Aの過去問題集は多くが過去5年程度の出題を収録しており、中には法令条文ごとの出題箇所がまとめられているものがあります。過去の出題箇所は、超特急学習を進めるうえでとても重要な指針となりますので、この部分がよく整理されたものを選んでください。また、Bの予想問題集は問題を解き理解の参考とするだけでなく、過去問と同様に学習重要ポイントを特定し、今後の出題の方向を探るためにも活用します。 なお、テキストには、読者カードなどを送っておくと法改正情報が送られてくるものがあります。法改正は学習重要ポイントですので、必ずこうしたサービスのあるものを選んでください。(最近はHPからダウンロードできるようにしているところもあります。) 大きな書店に行きますと、様々な出版社のテキストや問題集がところ狭しと並んでいます。初めて試験にチャレンジする方の場合、どれを選んでよいかわからないというのが正直な感想かと思います。この後超特急学習用のおすすめテキストを掲載していますので参考にしてください。 |
2.おすすめテキストです! |
しばらくの間更新をさぼっておりましたら、基本テキストとして皆さまにおすすめておりました「うかるぞ社労士」が出版社の倒産により姿を消しておりました。 2020年試験対策用のテキスト類は秋以降に様々出版されますので、改めて皆さまにおすすめできるようなものを探してみたいと思います。それまでの間、おすすめテキスト類は特にどこのものということではなく、各社発行のものとさせていただきます。 なお、おすすめテキスト類は、あくまで私の独断です(どちらの出版社様ともお付き合いはありません)。本の中身がどうのということではなく、短期学習に向いているだろうと思えるものということだけです。従いまして、皆様のお近くで入手できるテキスト、問題集で何の問題もありません。それを買ったら他のものに浮気心を起こさず、どうか「自分のもの」になさってください。 また、楽天ブックスの広告バナ−は社労士の本のところに移動します。インターネットで手軽に購入できますので、よろしければご利用ください。 |
◆ 基本テキスト
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「ごうかく社労士基本テキスト」が週刊住宅新聞社倒産のあと、中央経済社から発刊されています。「うかるぞ社労士」から続くものですので、基本テキストはこちらがおすすめです。 もちろん、各社から4,000円前後で様々なものが発売されていますので、書店で見比べて気に入ったものを選ぶのも良いでしょう。 |
◆ 過去問題集
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過去問題集もテキストと同様で各社から様々なものが出版されています。過去5年分程度の問題と解説が収録されているものであればどこの出版社のものでもOKです。左の画像は成美堂出版から発売の問題集です。この本は過去問が7年分も掲載されておりますし、他社のものより価格的に手ごろです。さらに、解答を本体から切り離して別冊にすることができますので使いやすさもあります。 |
◆ 予想問題集
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予想問題集で一番のおすすめは、日本ライセンスセンター刊日本法令発行のものですが、日本ライセンスセンターが(財)安全衛生普及センターとなってからは予想問題集が発売されていないようです。(日本法令が過去に出していた予想問題集は秀逸でした) こちらも、各社から発売されていますので、気に入ったものを選ぶと良いでしょう。おすすめはすべての科目が1冊になったものです。 |
◆ その他の参考図書
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絶対に必要なものではないのですが、あれば便利です。特に通達や判例が掲載されていますので手元に置いておきたいものです。ただ、以前は普及版が発行されていて比較的廉価で入手できたのですが、今は1種類のみの発売です。私の手元にも1冊2006年版(2019.11.14追記:令和2年版を購入しました。枕にならないよう活用します)があります。HPを作成するために購入したものですが、時々昼寝の枕になってしまっています。皆さんは絶対にこのようなことが無いようにしてください。 インターネットの法令集も使い勝手のよいものです。本法、令、施行規則とそれぞれの窓を開いておけば法令集で該当ページを探すより早いと思います。ただ、私の場合は、正面の画面を見るより本を見下ろした方がよくおぼえられるような気がします。私だけでしょうか。 また、通達・判例集は比較的安価ですので、知識の補充用におすすめです。合格超特急でも超特急資料室で重要通達や判例を若干紹介していますのでご活用ください。 |
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受験情報誌は無理に購入する必要はありませんが、試験に関する様々な情報が掲載されていますので、勉強に疲れた時などの気分転換に最適です。特に独学者は試験に関する情報がありませんので、できれば毎月購入し様々な情報を取り込みましょう。また、これらの情報誌には各社各校の講座案内が掲載されています。直前講座や模擬試験などの情報はとても重要です。 2020.1.10 追記 左記「社労士V 重要判例&2018・2019未出題法改正」を購入してみました。最近社労士試験でよく出題される最高裁の判例がわかりやすく紹介されており、一見の価値ありです。また、未出題の法改正部分も紹介されていますので、最近の法改正と合わせて勉強できます。 |
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上でご紹介しましたテキストや問題集以外にも様々なものが発売されています。書店などで見ていますと、あれもこれもほしくなってしまいます。でも、超特急学習の場合は短期合格を目指すのですから、消化不良を起こすほどテキストや問題集を買い込まず、自身の勉強の進み具合に合わせて追加のものを購入するようにしましょう。 |
超特急コラム番外 TAC出版さんが、社会保険労務士独学道場と銘打って、テキストと問題集、講義CD、直前講座などをワンセットにした学習パックを提供しておられます。これまで合格超特急で皆様方におすすめしてきた学習法がすべて揃っていますので、こうしたパックを購入されるのも良い方法かと思います。これまで言い続けてきたことが間違いではなかった???ということでとても嬉しく思います。 このパック、自宅受講ではありますが直前講座が受講(1回だけでも会場受講できれば更に良し)できるのが良いですね。また、模擬試験(超特急学習の方向けに試験1か月前くらいに模試をやっていただいたら最高なのですが。TACさん如何でしょうか?)も受験することができます。独学の場合、外から影響を受けることが少ないですから、直前講座などで周りから刺激を受けることはとてもプラスになります。実際自分自身が体験したわけではありませんが、超特急学習の方法に取り入れるのはおすすめできそうです。 興味のある方は一度サイトをのぞいてみてください。 TAC出版社会保険労務士独学道場 |
超特急コラム番外2 上にありますおすすめテキストの受験情報誌のところで画像紹介しました「社労士X重要判例&2019・2018年度未出題法改正」というたいへん長い名前の情報誌を購入しました。 著作権法にふれない程度?にサンプル画像をごく軽く貼り付けます。 もちろん、超特急学習の場合はあちこち勉強を広げるわけには行きませんので、無理のない範囲にとどめておくのが肝要です。試験直前のおさらいとして勉強するのも良いかも知れませんね。 いずれにしても、コロナウイルスという未曽有の脅威の中での受験勉強はとても苦しいものがあるでしょう。更に今年の試験が実施されるか不透明なところもあります。モチベーションも上がりにくいかとは思いますが、今はとにかく試験があるものと信じて勉強を進めましょう。どうかがんばってください。
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3.テキストがそろったら準備開始!! |
ひととおりのテキストが揃ったところで準備を開始します。まず、過去問題集を活用して過去の出題を分析します。問題集によっては過去の傾向を詳しく分析しているものがありますので、自身で重要ポイントを整理する際に大いに参考となります。次に、テキストの目次部分に重要ポイントを鉛筆でチェックします(鉛筆の部分は、後日学習が進んだ時点でマーカーに入れ替えます)。続いて学習計画表を作成します。始める時期に応じて、科目ごとの学習日数を設定し学習計画表を作成します。これらの準備は遅くともゴールデンウイークくらいまでに済ませておいてください。 学習計画のページで学習計画表の作り方を解説していますので、是非のぞいてください。なお、重要ポイントの把握を行っているうちに、やる気が沸いてきましたら、すぐに本格的な勉強を始めましょう。なにも無理に短期学習とすることはありません。後は集中力(気力)を高め、試験日までやる気を持続させるだけです。独学とはいえ、テキストや問題集その他でお金がかかりますので、途中で止めてしまったらもったいないですよ。 |
超特急コラム1 試験を受験するにあたり、職場では受験のことを秘密にしておくほうが良いと思います。人に話し自分にプレッシャーをかけるという点では、効果があるかも知れませんが、多くの場合(おそらく九分九厘)上司、同僚、部下などから反感を買うことになります。勉強のために残業や付き合いを断るとなおさらです。資格は人につくものだけに、社命により受験に臨んでいるにしても周りの方々からの応援を受けるのは困難でしょう。話すのであれば信頼のおける人だけにするのが無難です。ただ、ご家族の応援は必要不可欠ですから大いに受験勉強のことを話し協力してもらいましょう。 |
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