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独学応援

事務指定講習受講レポート6(面接指導)Attendance report1







 面接指導の案内が届きました。

 6月末に9月に実施される面接指導の案内が届きました。面接指導はホテルの会議室で行われるのですが、『昼食は部屋・ロビー禁止、近くのお店かホテルのお店で食べてください』とか、『台風が来ても行いますのであしからず、なお、1講義欠席でも認めません』だそうです・・・・・。私は電車で会場に通えるところに住んでいるのですが、それでも最悪、ホテル宿泊をいないといけないかもしれません。
 遠方の方でしたら、宿泊代も別に用意しておかないといけませんね。う〜ん結構な出費になってしまいます。


 面接指導の概要

1 実施期間 平成21年9月1日から9月4日 (名古屋市内のホテルの一室で行われました)
2 講義時間 9:30〜12:30(途中15分休憩あり)、13:30〜16:30(途中15分休憩あり)
3 講義科目 1日目 労基法・安衛法、労災保険法 2日目 雇用保険法、徴収法
3日目 健康保険法、厚生年金法 4日目 国民年金法、裁定請求手続き


面接指導のスタートです!
 まだまだ残暑が抜けきらない9月1日、事務指定講習の面接指導がスタートしました。面接指導というくらいですから、講師の方の前に座らされて、色々質問されたりもするのだろうかと少々ドキドキものです。このページをご覧いただいている皆さんも同じように思っておられるのではないでしょうか。では、ハラハラドキドキの4日間の面接指導レポートをお届けします。


  面接指導初日  平成21年9月1日
男性3人では少々窮屈です!!!

 9月1日の9:30からスタートした講習は、まず、プレッシャーから始まりました。1科目でも遅刻、早退は認めず、昼食もホテルのロビーでの持ち込み不可(1時間の休憩での外食なので、周辺にお店があるかもわからず)そして、新型インフルエンザ感染の恐怖、9月なので台風の心配などなど、不安要素満載でした。会場は230人程、1机に3人がけ、自由席、男性3人では少々狭い机でした。
 講習は、1日目労基法・安衛法、労災法。2日目雇用。徴収法。3日目健保法。厚生年金法。4日目国民年金法。裁定請求手続きから構成されていました。各科目レジュメとテキストを使用して、科目ごとに、現役の開業社労士の先生による(4日目は1人)講習でした。講師によって、眠くなったりもしましたが、全体的にはしっかり講習を受けられたと思っています。講師の方が実務上の注意点や失敗談などの話をされるのが、一番楽しく感じましたが、一部の講義で受験勉強のようにテキストを読まれたりするのは、ちょっと、如何なのもなのかなと思いました(一応、合格してるのに・・・・)
 労基法・安衛法の講義では役所に提出する頻度の高い書類の作成の仕方や注意点、テレワークの現状、就業規則などの説明、賃金台帳の重要性、あと添付書類をしっかりつけて、提出し信頼を得るようにしなければいけないとアドバイスされました。安衛法では、労働者死傷病報告など社労士が作成することが多いが、会社設立等に伴う事務は行政書士さんが提出することが多いといわれ、行政書士もいいなあ〜と思いました。
 午後からの労災法では、やはり、最近はうつ病についての申請が多く、申請すれば3分の1は通るとのことでした。また、すばやく対応できるように事業所に一番近い労災病院を事前に調べておいたほうがいいと言われていました。社労士は仕事を正確かつ迅速にこなすのが大切(どんな仕事でもそうですが)です。また、受験勉強の時はさらっとしか勉強しなかった。第三者行為災害はけっこう頻繁にあるので、しっかり理解が必要のようです。受験勉強と実務では違いますね。

  面接指導2日目  平成21年9月2日

面接指導2日目です。
 雇用保険法の講師は、喋りながら、笑ったり、テキスト以外の文章をザッーと読まれたりして、本当に眠くなってしまい、会場でいびきをかきながら寝ている男性も見えました。しかし、雇用保険は雇入れ時、離職時の手続きなど、大事な手続きがたくさんあるので、間違いのないように役所に提出したいと思いました。改正で色々と変わったので要注意です。
 徴収法の講師の方は午前と違い(すみません)自分の体験談や開業にあたっての、あれやこれやのお話でとても楽しく?あ〜私もいつか開業したい!!!と思わせてもらえる講義でした。結構、皆さん積極的で、講師の方が自分の家の近辺だと休憩時間に名刺交換されてたり、質問したり、そして、会場でも仲間づくりに励んでみえました。
テキストです!!!
 今年から5月20日の確定保険料の納期が7月20日になって、大変になったとのことでした。あと、厚生労働省のHPからネット申請などあって、これは使えますと実務上の便利アイテムなども教えてくださいました。

  面接指導3日目  平成21年9月3日

 3日目は1・2日目の疲れもピークに達したのと、少々のだらけ感が加わって4日間で一番つらく、長い一日でした。まわりの皆さんも、まだ朝なのに顔がボーッツとしていて、3日目は無事に終えることができるのか・・・という表情の方が多かったです(もちろん私もです)。
 午前中は健保の講習で、愛知という土地柄、外国人労働者と接することも多く、療養費の支給申請なんかは翻訳も付けなければいけなく、そんな苦労もあるんだと思い、社労士って、なんか、グローバルって感じだわーと一人感動しました。
面接指導会場案内

 午後は厚生年金法で、講師の方は毎週、中日新聞という新聞で年金相談を担当、執筆してみえる方でした。私は独学だったので、離婚分割や遺族厚生年金などの改正点でテキストのみだと、わからず新聞などスクラップして勉強に役立てていたので、そんな、先生の講習を受けれてちょっと嬉しかったです。内容は、おもに年金定期便と年金特別便についてでした。あと、昨今の年金問題についての話題など。色々、考えさせられる講義でした。

  面接指導4日目  平成21年9月4日

 4日目、最終日は遅刻さえしなければ、もう大丈夫だと思って、張り切って会場に行きました。4日目は午前・午後とも同じ講師でしたが、女性の方でした。4日間で7人みえましたが3人が女性でした。社労士は女性も同じように、頑張れる職業だと改めて思いました。講習で教壇に立っておられる先生方は私から見ると、本当に憧れです。そして、それが女性だと尚一層強くなりました。
 国年の講習で一番心に残ったのは、障害基礎年金についてです。選択の場合は役所はただ年金額の多い方を提示しますが、私達はプロとしてその方の将来を考え、よい方を提示してあげる。それでこそ、社労士である。その方の為に診断書一つを医師に提出する際にも、添付書類・日常生活など、どれくらい苦労してるかなど付け加えるだけで該当者になったり、ならなかったりするので、気を配るようにと言われました。自分の仕事の仕方で、その人の生活・人生をも変えてしまうかもしれないのです。いい加減な仕事はしてはいけないと強く思いました。

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