第31回試験では、択一式試験全選択肢350肢中4つの選択肢で「すべて」が使われていました。加えてその全てが正しいものを選ぶものであったため、疑ってかかることのできる「すべて」の割合的はごくごく僅かなものでした。ただ、5択が4択になれば少しでも解答しやすくなり、おぼえておいて損はないでしょう。
第32回試験でも、31回試験と同様の選択肢数でした。ただし、32回は4つの選択肢が入っている問題のうち、3つまでが誤っているものを選ぶものでした。この場合、「すべて」が入った選択肢が解答となり得ます。頭から決めてかかるのは危険ですが、回答が導き出せないときには有力な手がかりとなります。どうやら32回はこれが答となるようです。
第33回試験では、「すべて」が入った選択肢は1つ(「すべて」と同類と考えられる「いかなる場合」という言葉が別に1つ登場しています)だけでした。それも、「一定のものを除き、すべての従業員」という条件付の「すべて」であり、このページでご紹介しております内容とは用法が異なる「すべて」でした。
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