門職制度

 部下を持つライン管理職・役職処遇のための制度に対し、専門的知識・技術者、熟練技能者やいわゆるその道のベテランといわれる人たちを処遇する制度である。同一職能資格の場合は、管理職と専門職で処遇上の格差がないのが原則であるが、ゼネラリスト志向が強く、ラインの長を重く見る日本の社会、企業風土では、専門職を管理職より下にみる傾向がある。